
山形県鶴岡市にある羽黒山神社(出羽三山神社)は東北屈指のパワースポットです。
2446段の石段を登りながら、樹齢千年を超える杉並木と国宝・五重塔を巡り山頂を目指します。
今回は実際に石段を登って参拝した様子や、アクセス、所要時間、服装の注意点をまとめました。
羽黒山神社(出羽三山神社)とは?
出羽三山とは、羽黒山・月山・湯殿山の総称で、古くから「生まれ変わりの旅」として信仰されてきました。
- 羽黒山:現世の幸せを祈る山
- 月山:死後の世界を象徴
- 湯殿山:生まれ変わりの山
羽黒山は三山の表玄関で、山頂には三神を合祀する「三神合祭殿」があります。
実際に登ってみた!参拝レポ

今回は随神門から石段を登るルートで参拝しました。山頂神社には車でも行くことができます。
◇ 随神門スタート
立派な門をくぐると、樹齢300〜500年の杉並木が出迎えてくれます。木々に囲まれた石段をまずは下っていきます。ひんやりとした空気が神域に入ったことを感じさせてくれます。
川にかかる赤い橋を渡って五重塔を目指します。


◇ 国宝 五重塔
歩き始めてすぐ左手に現れるのが、東北最古の五重塔。杉の木立に溶け込むように建つ姿が神秘的です。前からも横からも色々な角度で写真撮影できますのでベストショットを狙いましょう。
◇ 石段2446段
果てしなく続く石段に心が折れそうになりますが、まずは途中の茶屋を目指しましょう。
石段の中で唯一の眺望がある茶屋
🔹 二の坂茶屋(にのさかちゃや)
- 場所:随神門から登り始めてしばらく進み、二の坂(石段の中間地点付近)にあります。
- 特徴:休憩できるテーブル席があり、夏には名物「力もち」やかき氷が人気。
- 二の坂自体は石段ルートの中でも比較的傾斜がきつい部分です。
◇ 頂上 三神合祭殿
ゆっくりゆっくり石段を登って1時間〜1時間半ほどで山頂に到着。
茅葺き屋根の立派な社殿に三山の神様が祀られています。

羽黒山神社参拝の服装と注意点
✔️ 石段自体の幅(奥行き)が狭く、靴がはみ出る感じなので注意が必要です。特に下りは足を置く位置を確認しながら降りると安全です。
✔️ 夏場は湿度もあり蒸し暑いのでタオルと飲料水は必須!!
✔️ 動きやすい服装であれば問題はありませんが、暑さ対策・虫対策は厳重に
✔️ 息が切れるほどハードな石段です。体調が悪い時は無理をしないで!!
【まとめ】
羽黒山神社は、車で山頂まで行って参拝することもできますが、時間と体力に余裕があれば石段2446段を登ることで、より一層の御利益を感じられます。
現世利益、開運招福を願う方や、東北屈指のパワースポットを体感したい方におすすめです。
羽黒山を参拝したら次は月山山頂神社を目指してみてはどうでしょうか?