
夏の旅行先として人気の蔵王。中でも「お釜」は絶景スポットとして有名ですが、
「え!? 夏なのに寒い…」「風が強くて上着ないとヤバい!」
という声が多いのも事実。
この記事では、夏の蔵王・お釜を歩く際の服装と持ち物を、初心者向けにわかりやすく紹介します!
蔵王のお釜ってどんなところ?(初心者向け解説)
- 標高:約1,600m(登山口の刈田峠)
- 登山レベル:駐車場から30〜40分の軽登山(熊野岳まで行けば1,841m)
- 特徴:
- 風が強い
- 天候が変わりやすい(晴れていてもガスが出やすい)
- 紫外線が強い
つまり「夏=暑い」という感覚で行くと後悔します!
夏の蔵王・お釜での基本コーデ(レイヤリング)
ベースレイヤー(肌に触れる服)
- 吸汗速乾のTシャツ(ポリエステル素材など)
- 綿素材NG(汗冷えの原因)
ミドルレイヤー(保温)
- 薄手フリース or 長袖シャツ
- 気温は10〜15℃、体感はもっと寒く感じることも
アウター(風よけ)
- ウィンドブレーカー or レインジャケット
- 防風機能が大事!風を通さない素材で
ボトムス
- ストレッチ素材の登山パンツ
- ジーンズは重くて不向き!
小物もしっかり!
アイテム | 理由 |
---|---|
帽子(つば広 or キャップ) | 紫外線対策に |
サングラス | 標高が高くUVが強い |
軍手 or 薄手グローブ | 寒さ&岩場対策 |
ネックウォーマー | 風の侵入を防ぐ、軽量でおすすめ |
足元とバッグもチェック!
- 登山靴(軽登山用) or トレッキングシューズ
- 防水・滑り止め付きが◎
- ザックは10〜20LでOK(リュックタイプで両肩にかけるもの)
- 中に着替えや防寒着を収納しておくと安心
お釜までならスニーカーでもギリギリ可!!
しっかり登山するならガレ場も多いので登山靴は必須です。
最低限の持ち物リスト(夏でも必要)
- 飲み物(500ml〜1L)
- タオル(汗&寒さ対策)
- 雨具(上下セパレート推奨)
- モバイルバッテリー(山では電池消耗が早い)
- 行動食(おにぎり・羊羹・飴など)
ありがちな失敗&注意点
- 「Tシャツ1枚+短パンで登ってガタガタ震えた」
- 「お釜は見えたけど、寒くて熊野岳まで行く気になれなかった」
- 「晴れてても、突然ガスが出て真っ白で焦った」
→ 軽く見てると痛い目見ます…!
まとめ
夏でも“登山の格好”が正解!
蔵王・お釜は、アクセスしやすく初心者にも人気のスポットですが、
標高と気候の違いをなめてかかると、せっかくの絶景も楽しめません。
「夏だけど寒い」「軽装だと後悔する」——
そんな経験者の声を元に、しっかり準備して楽しんでくださいね!