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今回訪れたのは、宮城県石巻市の太平洋上に浮かぶ金華山。
巷では、神様に呼ばれた人しか参拝できないという噂もあり、船が欠航しないかちょっとドキドキでしたが、予定通り海上タクシーに乗ることができました。
金華山は、海を渡って訪れることになるため、一般的な神社への参拝とは少し違った特別感があります。
今回は、鮎川港から船に乗って金華山へ渡り、黄金山神社で参拝とご祈祷を受け、授与品をいただいて帰ってくるまでの一日の流れを、写真とともに紹介していきます。
実際に訪れてみて感じた金華山の雰囲気や、参道で出会った鹿、そしてご祈祷でいただいた御札と木の杓子についても紹介します。
「金華山へ行ってみたいけれど、どんな流れで参拝するの?」
そんな方の参考になればうれしいです。
金華山参拝の日、いよいよ出発!鮎川港へ

金華山は海に囲まれた島なので、参拝するには船で海を渡る必要があります。
私は船酔いの心配もあったので、女川より船に乗る時間が短い鮎川港へ向かいました。
災害後に開通したと思われる新しい道路、カーブの多い山道を抜けて港へ到着。
乗船切符売り場は観光物産交流施設 Cottu(こっつ)の中にあります。
事前予約はしていましたが、金華山へ渡る船は天候や海の状況によって運航が変更されたり、欠航になったりすることがあります。
せっかく予定を立てても船が出なければ島へ渡ることができないので、出発前に最新の運航情報を確認しておくことは大切です。
この日は無事に運航されることを確認して、ひと安心。
参拝だけでなく島内を歩くことも考えて、服装は動きやすさを優先。
靴は、履き慣れた軽量の登山靴を選び、天候の変化にも対応できるよう、雨具なども準備して行きました。
鮎川港に到着!乗船までの流れ

鮎川港に到着したら、まずは乗船場所を確認します。
事前に予約している場合は、受付など必要な手続きを済ませ、乗船券を受け取ります。
私が予約していたのは、定期船でしたが、スタッフの方から、出発時間より早い時間で海上タクシーが運航できると声をかけていただいたので、一足早く金華山に向かうことにしました。
初めて訪れる場合は、帰りの船の時間もしっかり確認しておくと安心です。
定期船ホエールの料金表
| 区分 | 料金 |
|---|---|
| 大人(中学生以上) | 3,000円 |
| 小人(小学生) | 1,500円 |
| 幼児(未就学児) | 無料 |
定期船ホエールについてはこちら
https://kinkasan.com/route/#whale
海上タクシーくろしおの料金表
| 区分 | 料金 |
|---|---|
| 大人(中学生以上) | 3,500円 |
| 小人(小学生) | 2,000円 |
| 幼児(未就学児) | 無料 |
※大人5名様以上から
海上タクシーくろしおについてはこちら
https://kinkasan.com/route/#kurosio
金華山行きの船に乗船



いよいよ金華山行きの船に乗り込みます。
海上タクシーは定員12名。定期船は70人ほど乗れるようですが、海上タクシーは小型のモーターボートです。スピードが早くて笑えるほどの揺れです!!
船が鮎川港を離れると、港の景色が少しずつ遠ざかっていきます。
切符と一緒にかっぱえびせんも一袋いただきました。これはかもめのエサになります。
最初から最後までデッキ席にいました。潮風を感じながら、かもめにエサをやり、海を眺めるのも金華山参拝ならではの楽しみのひとつです。
これから向かう金華山の姿を探しながら、船旅を楽しみました。
海上タクシーの揺れとスピードは想像以上でしたが、かもめにエサをやり牡鹿半島の景色を眺めて約15分。船酔いの心配をしていたのですが、全く酔うこともなく順調に島に到着することができました。
金華山に到着!いよいよ上陸

船が金華山に近づき、いよいよ上陸です。
船を降りて島に足を踏み入れると、まず感じたのは自然の豊かさでした。
周囲には緑が広がり、海の音や鳥の声などが聞こえてきます。海は透明感がありました。青空だったら、もっと海がきれいに見えるはず!!
ここからは、いよいよ黄金山神社へ向かいます。
気持ちを整えて、参道を歩いていきます。

鳥居をくぐり抜けて、急こう配の坂道を歩きます。時々休憩しながら下に見える海を眺めて自然を満喫。
通常は送迎車もあるそうですが、故障とのことでした。



表参道と裏参道の分かれ道まで到着しました。
表参道は森の中を歩きます。
裏参道は舗装された道になります。
夏に参拝したので、歩くだけでも汗だくです。夏の参拝にはタオルは必須アイテムですね。
行きは森の中を歩き、参拝後は裏参道を歩いてきました。周囲には大きな木々が立ち並び、木漏れ日の中を歩いていると、とても清々しい気持ちになります。
途中で景色を眺めたり、写真を撮ったりしながら、自分のペースでゆっくり進みました。森の中は大雨や地震など自然災害の爪痕も多くみうけられました。
孤島なので、自然災害からの復旧はとても大変だったと思います。
参道を一歩ずつ進むたびに、少しずつ黄金山神社が近づいてきます。
そして、いよいよ神社の境内へ。
境内で出会った鹿と印象に残った風景

金華山で特に印象に残ったのが、野生の鹿との出会いです。
金華山では鹿が神の使いとして大切にされていることで知られています。
境内や参道周辺を歩いている鹿が近づいてきます。鹿のエサも売っていましたが、祈禱時間だったので買わずにそのまま神社の中へ。
自然の中で自由に過ごしている鹿の姿はとても印象的でした。
神社の建物だけではなく、豊かな自然や鹿たちも含めて金華山そのものが特別な場所なのだと感じます。
参拝だけでなく、こうした自然との出会いも金華山の魅力のひとつだと思いました。
黄金山神社を参拝!ご祈祷と授与品
黄金山神社に到着したら、いよいよ参拝です。
今回は、ただお参りするだけではなく、家内安全と開運を願ってご祈祷も受けました。申込時に2つのお願い事が選べます。金運アップはもちろん交通安全など様々な御祈願がありました。
海上タクシーで早く金華山についたので、10:30分の祈祷に間に合い、5組ほどの少人数でご祈禱を受けることができました。混雑時は祈禱も時間がかかりそうです。
神前で祈願する時間はとても厳かで、普段の生活ではなかなか味わえない特別な時間でした。お祓いを受けるときの鈴の音がとてもきれいで心が洗われます。
神前でご祈祷を受けていると、自然と気持ちが落ち着き、日々の暮らしについて改めて考える時間になりました。当初は参拝だけのつもりでしたが、ご祈禱も申し込んで本当に良かったです。
「家族がこれからも元気に過ごせますように」「良い方向へ進んでいけますように」と願いながら、心を込めてお参りしました。
金運や開運を願って訪れる人も多い金華山ですが、私自身は家族の安全やこれからの生活への願いを込めて参拝しました。
ご祈祷を終えたあとは、無事に参拝できたことへの感謝の気持ちでいっぱいになりました。
願いを伝えるだけではなく、日々を無事に過ごせていることへの感謝を伝えることも大切ですね。
木の杓子
ご祈祷を終えると、授与品を受け取ります。御札のほかに木の杓子とお守り・開運鉛筆をいただきました。
白木の杓子には「金華山」と「開運」の文字が焼き印されています。
「杓子(しゃくし)」は、昔から「福をすくう」「幸せをすくい取る」という縁起のよい意味があるようです。
「福や運をすくい取り、運を開いていく」
という願いを込めた授与品なのかな...と自分なりに解釈しています。
「杓子」は、
- 福をすくう
- 幸運をすくう
- 運を取り込む
- 家に福を招く
といった縁起の良いイメージにつながります。とてもありがたい授与品ですよね。

祓い砂
参拝を終えて休憩室の大広間でお茶を頂きました。近くにはお土産やお守りが売っています。お神酒もありました。私は自宅周辺に『祓い砂』をまきたかったので、祓い砂とお神酒を購入しました。
清めの塩もありましたので、合わせて購入するのもよさそうです。
5. 金華山での参拝を終えて、鮎川港へ

黄金山神社での参拝とご祈祷を終え、帰りの船の時間に合わせて桟橋へ向かいます。
海側の復興公園では鹿の群れにエサやりをしている参拝者もいました。
参拝前は上り坂で汗だくでしたが、帰り道は公園の緑と、海、かわいい鹿を眺めながらゆっくりと歩くことができました。
「またいつか来たいな」と思いながら、
帰りの船に乗り込み、金華山を後にします。
船が桟橋を離れると、金華山の景色が少しずつ遠ざかっていきました。
行きの船では「これから参拝する」というワクワクした気持ちでしたが、帰りは参拝を終えた満足感と、もう少し島にいたかったという名残惜しさが入り混じった気持ちです。
滞在時間は約二時間と制限があります。無駄なく計画的な参拝にしたいですね。
海の上から遠ざかっていく金華山を眺めながら、今日一日の出来事を思い返しました。
無事に参拝を終え、いただいた御札と杓子を大切に持って帰ります。
今回、実際に金華山黄金山神社を訪れて感じたのは、海を渡って参拝すること自体が特別な体験になるということです。
船に乗って金華山へ向かい、豊かな自然の中を歩き、黄金山神社でご祈祷を受ける。
その一つひとつが、普段の生活から少し離れて自分自身と向き合う時間になりました。
そして、境内で出会った鹿や、海と山に囲まれた美しい景色も忘れられません。
今回の参拝では、家内安全と開運を願ってご祈祷を受け、御札やお守り・木の杓子もいただきました。
実際に訪れてみると、写真やインターネットで見るだけでは分からない金華山の空気や雰囲気を感じることができます。
「一度は金華山へ行ってみたい」と思っている方には、ぜひ実際に海を渡って参拝してみてほしいと思います。
それでも、金華山は神聖な場所だけあって海や森の新鮮な空気が気持ちよく感じられました。
「わざわざ船に乗ってここまで来てよかった」と思える、そんな場所でした。
今回の参拝でいただいたご縁を大切にしながら、また金華山を訪れたいと思います。